2024年9月15日(日)王滝村公民館にて、名古屋大学御嶽山火山研究施設主催による公開講演会・地域交流会「長野県西部地震から40年」が開催されました。
公開講演会では西部地震の研究解析の報告、地震発生時から災害の状況、不明者捜索の様子。復興に向けた村の取り組み等のお話を頂き、当時発生した地震についてや村の状況を詳しく知ることが出来ました。
地域交流会では時役場職員だった方々からの体験談や、被災当時の小・中学生が書いた作文のご本人による朗読などもあり当時の子供たちの心境も伝えられました。
結びに名古屋大学御嶽山火山研究施設の金幸隆氏から、災害時の記録を残してきた家高卓郎村長率いる役場職員や村民、長野県西部地震の記録編纂委員会の働きへの敬意のお言葉と、災害時の状況、記録を伝えていく大切さについてお話いただきました。
40年たった今改めて地震災害を振り返る大切な良い機会をご提供くださった皆様方には心より感謝申し上げます。
そして村からは参加いただいた方々の中でご希望の方に長野県西部地震の記録を綴った昭和61年3月31日発行の「まさか王滝に!」が配布されました。
発行者の故家高卓郎村長並びに越原道廣王滝村長に感謝申し上げます。
全国より地震地学などに精通された研究者や専門家その他関係各所の方々、村内外からの一般の皆さまと報道関係者およそ200名程の参加者を迎えての会でした。
長年長野県西部地震を研究調査されている京都大学名誉教授飯尾能久氏