3月14日(金)王滝村内国有林にて天然木曽ひのきの伐採練習が行われました。
令和15年予定の「伊勢神宮式年遷宮」に向け、今年6月に上松町で執り行われる「御杣始祭」「御神木祭」にて『三ツ紐伐り』と言う伝統技法で伐採するための練習会でした。
その様子がNHKニュースにて報道されていましたので、ご覧ください。
王滝村には瀬戸川国有林やうぐい川渓谷など大樹の森が残されています。
木曽五木が生い茂る天然の森林「瀬戸川国有林」は江戸時代尾張藩の厳しい規制と保護政策、明治時代には皇室財産の御料林として管理され、伊勢神宮の遷宮御造営用材を供給する神宮備林とあわせて人の手によって大切に保護規制されてきました。「瀬戸川ヒノキ等植物群落保護林」に指定された森林は、植生、林相も変化に富み、コマドリ、オオルリ、ヤマセミなどの野鳥も多く見ることが出来ます。
王滝村の美しい天然林は歴史的・学術的にも大変な価値を有し、村の面積の97パーセントは森林(国有林を含む)が占めています。
美林に囲まれた水と空気の澄み切った王滝村はこれから新緑の季節を迎えます。
是非、大自然に抱かれる感覚を味わいに王滝村にお出掛けくださいませ。