2024年12月4日(水)王滝小学校にて地域の方を講師に招いて「しめ縄集会」が実施されました。
この集会は毎年12月に開催されています。
王滝村の伝統文化を伝えることを目的に、児童や先生と村民が一緒になってお正月飾りでもあるしめ縄を、村で収穫した藁を使用して作っていました。
「お正月にしめ飾りをすると、歳神様(としがみさま)という神様が山から降りてきて米や畑に作る農作物を豊作にしてくれるといいます。
その神様に家の中が無事でありみんな元気で暮らせるように祈る習慣が昔から続いています。
令和7年も新しい気持ちで学校の目標『こころざし高く・おおきなこころで・人のために』を目指して、家族と友達を大切にし先生の教えとふるさとを忘れないように強く生きて行く人になってほしいと思います。」
と、地域の指導者を代表して王寿会代表の大家幸雄さんからのお言葉がありました。
心に残るお言葉、そしてこどもたちの一生懸命作業する姿や完成した時の嬉しそうな笑顔を見て、大切に受け継がれてきた良き王滝村の伝統文化を地域の方々から継承いただくことの大切さを改めて感じました。
こうした方々のお陰で伝統文化は守り受け継がれて行くのですね。
こどもたちのつくったしめ縄で、それぞれのご家庭で良い新年が迎えられることと思います。
王滝小学校校長先生はじめ諸先生方、ご指導に当たってくださった地域の皆さまに感謝いたします。
王滝小学校 ペスタロッチ像