2024年9月10日（火）王滝口講祖本社において講祖本社祭が厳粛に斎行されました。

木曽御嶽山王滝口を開山された普寛行者の命日にあたる9月10日が祭日となり毎年執り行われています。

講祖本社は御嶽神社里宮よりやや東側、松越旅館前に明治26年に移転再建された後、開山200年を記念して平成8年に新築されました。

 

 

社殿中央には普寛行者の生前に造られたという木造座像が安置されています。その前には中興開祖覚明行者と普寛行者、及び一心行者と一行行者の銅像が祀られています。

神事では普寛霊神をはじめ諸霊神の御神徳を偲びお神楽の奉納もありました。

神事終了後滝宮司のご挨拶では｢王滝村の発展は普寛行者の大功無くしては語れず、本年の夏山は事故なく無事に閉山することができました。村民のみなさまにも広く講祖本社祭ご参列いただけると嬉しい。｣とのお言葉を賜りました。

木曽御嶽山での安全な参拝や登山、王滝村の未来を祈念しながら来年はより多くの方々と一緒に講祖本社祭が執り行われることを願います。